日本導入は7月予定! シボレー・キャプティバ
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:井上 雅行
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:井上 雅行
春の気配を見せ始めた韓国・ソウルは、100万人の動員を目指すモーターショーに沸いていた。注目ブースのひとつに、初めて韓国で「シボレー」ブランドとしてブースを構えた新生GMがあった。韓国のデザインセンターがチーフを務め、ワールドプレミアとなった2シーターコンセプト「Miray(未来)」をはじめ、かなり気合いの入ったモデルラインナップだ。かつての大宇を廃止して、シボレーブランドをスタートしたのはわずか1ヶ月前の11年3月。しかしすでに、約40%もの売り上げアップを達成しているというから、韓国でのシボレー人気は上り調子と言えそうだ。
そんなシボレーブースには、この夏に日本にもやってくる予定のニューカマーがあった。それが、事実上のトレイルブレイザー後継となる、ミドルサイズ・クロスオーバーSUVの新型キャプティバ。全長4673mm×全幅1849mmというサイズは、レクサスRXよりやや小さい程度だ。ゴールドに輝く“ボウタイエンブレム”を中心に、大胆に開くフロントグリルが印象的なマスクと、カタマリ感のある低くワイドなスタイリングは、自由でアクティブなイメージを放っている。
実はこの新型キャプティバは、GMが誇る世界各国の拠点が技を出し合った“グローバル・コラボレーション”を実現したモデルだ。全体の設計が北米ベースなのはもちろんだが、スタイリングはそこに韓国が加わり、エンジニアリングにはオペルとボクソールも参加。パワートレインはオーストラリア、そして製造は韓国のブピョン工場で行われる。販売は110カ国で年間60万台規模になるという。ターゲットユーザーは30~40代と若く、過去の「アメ車」という既成概念にとらわれない、新しい価値観を提案し、次世代シボレーを築き上げていく意気込みがうかがえる。
さっそく、そのターゲット層ど真ん中の私もキャプティバを駆り、ソウル郊外へと飛び出してみた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?